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真実を生きるのか?なかったことにするのか?

公開初日の「マチネの終わりに」を早速観に言ってきました。

昨年の9月にちょうど図書館の返却棚に戻されたばかりの本を手に取ったのがきっかけでした。

「でも、出会ってしまったから、その事実はなかったことにはできない」

この台詞がちょうど開いたページで目に留まり

「事実をなかったことにはできない」

この言葉に惹かれて・・。

公開初日ですからネタバレはできませんから
予告編でも取り上げられていたこの台詞だけに(笑)

映画は原作とは少し?かなり?違っていました。
(原作読まれて観た方はどんな感想を持ったのかなあ?)

結構原作が深いのでそれを2時間で表現するには
やはり絞って絞っての脚本だったのでしょう。

同じ話でもこういう描き方もあるんだと原作を読んだ人も楽しめるし
ロケ地の景色が美しく懐かしく、そして音楽も聴けますから何倍も美味しい!

できたら日を置いてもう一度観たい!

そして「久々にパリをお散歩したい!」そんな気持ちになりました。

映画に描ききれなかった部分がもう一度読んでみたくなり
帰りに本屋に寄ったら・・・最後の一冊でした(笑)

作者の平野啓一郎さんの副人格までさらりと描く心の動きへの洞察の深さと
それを冷静に現実という視点、そして世代間連鎖も絡めた視点で書かれていて

人の成長とともに起きてくる出会いや繋がりのコントロールできない完璧さ、
ダイナミックな運命の流れを感じられる作品です。

私は映画に出てこなかった主人公洋子の義父との会話がとても好きで
帰宅してまた読み返してしまいました!

原作読んで映画を見ても、映画を観てから原作読まれても
どちらも深い感動があるかなと感じました。

真実を生きるのか?
無かったことにするのか?

あなたならどうする?


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